はじめに
この記事は「プリンシプルオブプログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則」を読んだ際に記した議事録です。
著作権の関係により、詳細には書きません。詳しい詳細を知りたい方はぜひ本書を読んでみてください。
プリンシプルオブプログラミングをPOPと訳します。
What : 控えめなモジュールを作る
ソフトウェアは複雑。本シリーズで何度も言ってきましたが、大事なことなので繰り返します。
ただ、コードのしかたひとつで全体としての複雑度合いを下げることができます。そのためにはシンプルなモジュールたちで全体を構成することです。すなわちコード間で関連性の強いものを集めてモジュールを作ります。
この際、インタフェースは余計なものを排除したシンプルなものにします。
Why : モジュール関係が簡潔になるから
余計なものを排除したインターフェースを持ったモジュールはあまり他との関係を持たなくなります。結果、問題が局所化されて全体としての機能が落ちずにモジュールだけを改良することが可能になります。
複雑さを制御することこそがプログラミングの真髄、POP1でも話しましたが、特効薬はありません。しかしこういった地道なことを積み重ねていくことで愚直に複雑さを減らしていけます。
How : モジュールの入り口を小さく、小さく作ろう!
インターフェースの余計な部分を極限まで削り、「最低限度」にします。そしてモジュールは関連性の強いもののみを集めます。それらの集合体がソフトウェアとして構築しましょう。
終わりに
この記事ではプリンシプルオブプログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則の議事録を自分用に記しています。
この記事ではカバーしきれていない部分も多いので、是非本書を手にとって読んでみてください。
次回、「【POP49】UNIX思想(2)明確性の原則について」です。ぜひ、次の記事も読んでみてください。